2014年8月27日水曜日

自転車の分解掃除

自転車のリムのベアリングetc・・・を分解掃除してみました。

管理人の自転車は「GIANT SNAP」の2010年モデルです。
買ってから4年以上経過しており、走行距離も4000Kmを超えているので、この機会に
ベアリングやディレーラーを分解してみました。

後輪周りがスッキリ

まずは、変速機周り。
カセットスプロケットには、汚れた油や泥などが付着して黒くなっています。
完全に綺麗にするためには、スプロケットは外すしかありません。


こいつらをつかってスプロケットを外しました。



スプロケットリムーバーとロックリング回し。
スプロケットリムーバーは今後も使う機会がありそうなので、思い切って買いました。
ロックリング回しは、別な自転車を買った時に自転車屋さんから頂いたものなのですが、
今のいままで使う機会がなく、車庫に眠っておりました。ようやく、使う時がきました。

使い方は説明しません(笑)
ググれば、わかりやすく説明しているページがたくさん出てきますから。

ちなみに、SNAPについているスプロケはスラム社のものです。
このスプロケはすべてバラバラになるタイプです。

外したスプロケットを灯油につけて、ブラシでこすります。
油汚れには灯油です!安くて、確実な洗浄効果かあります。


あんなに汚かったスプロケもこの通り。


新品同様の輝きです。

透明だった灯油は、原油のような黒さに。


次に、ディレーラーの掃除。
ディレーラーは自転車本体にボルト一本で固定されているだけなので、簡単に取り外すことができます。


ディレーラーもガイドプーリーのところをばらして、灯油に浸します。
こびりついた油&泥もすっきり。

いよいよ本題のベアリング分解。

前後共にカップアンドコーンのベアリングなので、玉押しと、それを固定するための
薄いナット(三種のナットみたいなやつ)から 構成されています。
玉押しは15mmのスパナ(しかも薄型)がないと回せません。

薄型でない15mmのスパナは持っているのですが、薄型は持っていないので、100均で
売っていた14mmの薄型スパナをヤスリで削って15mmにします。


ナットの締め付けがきつく、緩めるときに薄型ナットの角を若干なめてしまいました・・・
薄型ナットを回す際にはメガネレンチよりも、普通のスパナのほうがいいような
気がしました。

玉押しと外すと、ベアリングの玉が見えます。

玉を爪楊枝やピンセットを使い取り出します。粘度の高いグリスに埋もれているので
意外と取り出しにくいです。


取り出した玉。後輪の玉のほうが前輪の玉よりも直径が大きく、個数が少ないです。

後輪のハブは「FH-RM30-7S」。これはシマノ製品なので、構成部品すべてにY品番と呼ばれる
品番がふられており、部品が単品で買えます。
ばらしてみると、玉はびっくりするくらい綺麗。わすかに傷が入っている程度なので
交換する必要はなさそうです。
しかし、玉押しの方にある程度の傷が見られました。軸を回転させた時に、ゴリゴリ感があった
のはそのせいでした。

「FH-RM30-7S」の玉押しはネットで注文したのですが、メーカーからの入荷が遅れてすぐに入手
できなかったので、今まで使っていた玉押しを手で研磨して使うことにしました^^;

後日届いた新品の玉押しは予備ということで、保管しておきます。次は手に入らないかもしれないので。


問題は前輪のハブです。前輪はコスト削減のためか、シマノ製品ではなく「FORMULA 36H」
というハブが使われています。
前輪のハブをばらしてみると、玉には表面が剥がれたような傷、玉押しにもほぼ全周に
わたってえぐれたような傷があり、とても研磨する気にはなれませんでした。

この「FORMULA 36H」は、ネットで検索しても製品情報がほとんど出てこないというシロモノでした。
当然、構成部品が単品で売っていることもありません。
こいつの玉と玉押しを探しに札幌の自転車屋にいったものの、 FORMULA製品の部品は
ほとんど出回っていなく、シマノ製のパーツとも互換性がないということを言われました。

「互換性がない」言葉は一旦無視して、前輪の玉の直径をマイクロメータで測ってみると、
4.76mm(=3/16inch)でした。


144球で 200円
玉押しは図面の雰囲気から M9×10.4mmの玉押し(Y23104000)が適合すると予想・・・。
玉は、3/16inchの「玉」をえらびました。これは間違いありません。

届いた玉押しをつけてみると・・・
ほぼピッタリ!!互換性はあります。
左が新品 右が古いやつ


あとはグリースと玉を入れていくだけです。



使用したグリスは「フィニッシュライン テフロングリース プレミアム」を使用しました。
デュラエースグリスに比べると粘度が高く、少し回転しにくい感じもしますが、耐久性が高そう
です。

手こずりながらも、ガタつかずしかも滑らかに回転するポイントを見つけられました!

 変速機の不調も、前輪のハブのガタツキも解決しました。よかった。
あと5年は頑張っていただきます^^

では、また。

2014年8月6日水曜日

SSD搭載

2011年に自作した小型PC(mini ITX)にSSDを載せました。
のせたSSDはこちら。

MARSHAL・MAL2128SA-TS3・128GB  5918円(税込) リファービッシュ品

価格はツクモで販売している128GB製品の中では最安値の円でした。
このSSDの安さの理由は、リファービッシュ品であるということです。リファービッシュは、完成PCから部品だけを抜き取ったり、諸般の事情で新品として販売できなかったものを修復したりして販売している物です。

内部のチップメーカなど詳しいことは不明ですが、いろんなサイトを見てみると19nmMLC  NANDメモリ、東芝コントローラが使われている(らしい)です。

ちゃんと箱に入っています。付属品は固定用の小ねじが4本だけです。固定用マウンドなどは付属していません。


外箱

箱の裏面

箱の中身

取り付けたSSD

箱の裏面には「新品量産品と同等レベルの検査工程を実施した優良品」とあるので、品質は
高そうです。1年間の保証もついています。

※9月25日追記
 友人がこれと同じSSDを使って自作PCをつくったところ、3週間ほどでSSDが認識しなくなる
トラブルが発生しました。
ハズレ品もあるようです。

管理人のPCはSSDを取り付けるベイがついてないので、ケースにドリルで穴をあけて
SSDをケースに直付しました。
SSDは小さいので、スペースのない小型のケースにも(力技)で取り付けることができるのも
魅力的です。

次にベンチマーク

M/B ECS H67H2I
CPU Core i3-2100(定格運用)
チップセット H67
メモリ 8GB(4GB2枚)
SSDはSATA3で接続

結果は次のようになりました



















使用ソフト CrystalDiskMark 3.0.3
シーケンシャルアクセス:読込344.6MB/s 書込328.3MB/s
ランダムアクセス(512k):読込331.4MB/s 書込330.6MB/s
ランダムアクセス(4k) :読込27.01MB/s 書込84.16MB/s
ランダムアクセス(NCQ):読込26.27MB/s 書込130.9MB/s


読込は300MB/s半ばと少し遅めですが、書込みはまずまずの速度です。
ツクモの店頭に貼ってあった表には読込が400MB/s以上になっていたので、環境によっては
もっと高速になるはずです。(たぶん)

SSDの快適性はHDDとは比べものにならないです。起動してから3分くらいHDDがカリカリ
いって、思うように動いてくれないなんて事がないのですから。


では。

2014年8月2日土曜日

高専最後の夏休み

 ついに最後の夏休みです。受験も終わって気楽に過ごせる最後の
長期休みになるかもしれません。 
 受験が終わってからは、サイクリングや卒業研究に精を出していました。
サイクリングの方は順調で、ライトもほぼ完成し、走行距離も1000㎞を超えました。
目指せ2000km!
 しかし、卒業研究の方は様々な問題が発生し、ほとんど(はっきり言ってまったく)進んでいません。決して遊んでいるわけではありません。必要な部品が入手できず、手詰まり状態となっています。

 すでに8月2日。まだ休みは1か月あるなんて考えて漫然と過ごすと、何もできずに休みは終わります。

 とりあえず、現在とりかかっていることは、「自転車のライト製作・自作太陽発電・自転車オーバーホール・パソコン改造」です。
まとまり次第、ブログに書いていきます。少しでも参考になるようにちゃんと書きます。

では。