訪問日:2024年9月6~7日
日本の北端、稚内からフェリーで数時間。
そこに浮かぶ利尻島と礼文島は、ライダーにとって「いつかは辿り着きたい聖地」のひとつかもしれない。この二島をジクサー250ともに巡ってきた。
札幌からひたすらオロロンラインを北上、残念ながら留萌くらいまでは大雨。
ただ、幸運なことに、島をめぐっているときは天候はこれ以上ないほどの快晴。雲一つない青空の下、エンジン音だけが響く至福の時間を過ごすことができた。
全行程で雨に当たらないなんてそうそうない事なので仕方ない。
利尻島:海に浮かぶ名峰を仰ぎ見て
稚内港からフェリーに乗り込み、まず上陸したのは利尻島だ。島の中央には、標高1,721mの「利尻山(利尻富士)」がそそり立つ。
この日は波が高く、船首は激しく上下する。誰かがリバースする音も聞こえる笑
私も酔いそうになったが、幸い、道中の疲労が勝り寝ることができたので酔うことをまのがれた。
●高級ウニ
島に上陸してまず初めに腹ごしらえ。腹が減っては走れぬ。
ウニが有名なので食堂を覗いてみるとなんと1杯6000円!
普段の私なら絶対に食べないが、せっかくここまで来たので食べることにした。
もちろん美味しいのは間違いない。ただ、これを今後も食べたいかと聞かれると・・・。
良い旅のネタができたので良しとしよう。
● 利尻山を囲む一周道路
島を一周する道は、どこを走っても利尻山の異なる表情を楽しむことができる。快晴の空をバックに、山頂がクッキリと浮き上がる様は圧巻だ。
● 白い恋人の丘
北海道の有名お菓子のひとつである「白い恋人」。このパッケージに描かれているのが。ここ利尻富士らしい。風もなく、空の青とそそり立つ山が鮮やかに溶け合っていた。
(残念ながら、プロポーズする人はいない)
● 礼文島に沈む夕日
1日のシメは夕日。ここの狭い丘に夕日を沈む瞬間を見るため、多くの人で賑わっていた。
見事な夕日。明日への活力をチャージ。
礼文島:花の浮島を風と駆ける
翌日、利尻から礼文島へと渡る。利尻が「山の島」なら、礼文は「丘と花の島」だ。
●スコトン岬
最北限のスコトン岬を目指し、海沿いの道を北上する。視界を遮るもののない大パノラマの中、透明度の高い「レブンブルー」の海がどこまでも広がっていた。
●幻の飲料 ミルピス
ここ礼文島限定の飲み物。名前から有名な乳酸菌飲料を連想させるが、それとは違う味わい。
よりあっさりしているといえばよいだろうか。これに関してはうまく表現できないので現地で実際に飲んでいただくことをお勧めする。
●澄海(スカイ)岬
天気も相まって息をのむほどの絶景。パンフレットなどの写真よりも生で見た方が綺麗な風景。
今回の徘徊は、天候に恵まれたことが何より大きい。 藍より青い空の下、潮風を全身に浴びて走るのは超絶快感。
視界の隅々まで鮮明な景色。バイクのヘルメット越しに見る利尻・礼文の風景は、車の窓越しに見るそれとは決定的に違う。
離島はいつでも気軽に行けるものではない。今回が最初で最後かもしれない。
だからこそ、この瞬間を大切にしようと思う。
帰路のフェリーで遠ざかる島影を眺めながら、改めて旅の醍醐味をかみしめた。
(天塩のライダーハウスが1泊200円だったので泊まったら風邪ひきました笑)
