2014年6月14日土曜日

初めてのバックロードホーン試聴

久しぶりにスピーカの話題です。

と、その前に。
管理人の進路が決まりました。高専から大学に無事に編入できそうです。
推薦だったので、筆記試験はありませんでしたが、自己研鑽のためと万が一に備えて
受験勉強はしていました。

なにしろ、高専の入学試験も推薦だったので、生まれてこのかた大きな(筆記)試験を受けたことが
ないのです。このことは人生において「ハンデ」にもなると思っています。
大きな試験になれておかないと、この先大変なことになりそうで怖いです。
この結果に甘んじることなく日々、精進してまいります。


話がそれてしまいましたが・・・

先日、学校の先生のお宅の地下室におじゃまして、初めてバックロードホーンスピーカーの試聴を
してきました。視聴したのはこちら。

バックロードホーンスピーカーの特徴は、スピーカの背面にあるホーンで低音を増強する点であります。オーディオ評論家の長岡鉄男さんが好んでいた方式であることでも知られています。


今回視聴したスピーカは、背面の音道で音を折り返して、その音を上部から出す構造になっております。このような形のバックロードホーンは初めて見ました。
高さも、160cm前後と結構な高さです。

スピーカユニットはFOSTEXのFE166En、ツイーターはFOSTEXのT90Aです。間違ってたらすいません。


このスピーカで聴いた音源は、「クイーン、サラブライトマン、葉加瀬太郎、反射率0.39(電子音楽)」
&後輩が持ってきたラブライブのハイレゾ音源です(笑)

 感想はあくまで耳が節穴の管理人の主観です。

音出してすぐに、前面のフルレンジとツイーターから出る高音に比べ、低音が若干遅れている感じがしたせいか、音がこだましたように聴こえる感じがしました。低音は長い音道を通ってから出てくるので当然といえば当然でしょう。これがいわゆるバックロードホーン「臭さ」とか「癖」と言われる部分なのでしょう。

この「癖」は決して悪いわけではありません。全方位から自然に響いてくる低音、フルレンジスピーカの前面から出る音の明瞭さは今までに聴いたスピーカとは違います。
音によっては、耳のすぐそばで音が出ているような感じもしました。

しかし、若干気になった点もあります。
人によっては、こだました感じが気になると思います。管理人も少し違和感が有りました。
慣れの問題かもしれませんか、これになれないとバックロードホーンを受け入れるのは難しいかもしれません。
もう1つは、高音が若干きつすぎる点です。もう少しツイーターの音を小さくすれば解決するのかもしれません。フルレンジでカバーしきれない高音域をどう補うかを研究するのも、面白いと思います。

また、今回の試聴室は天井が低く、壁に消音材がなかったので、エンクロージャ上部から出た低音が過剰に反射してしまい、聴こえ方に癖が出たのかもしれません。

バックロードホーンを作るのは難しいそうです。学校のレーザ加工機を使えば曲線カットは容易ですが、形状の設計がよくわかりません。

最後に・・・
ハイレゾ音源とCD音源の違いは分かりませんでした。

では。