2016年12月31日土曜日

年の瀬

今年も更新をほとんどしませんでした.
来年度は,もうすこしだけ頑張ります.

2017年もよろしくお願いいたします.

2016年4月3日日曜日

さやうなら十三里駅

 3月26日,ついに北海道新幹線が開業しました.
とは言っても,まだ函館までしか開業していないので,道央圏にすむ私にとっては,
どこ吹く風です.

また,同日のダイヤ改正に伴い,利用客の少ない駅がいくつか廃止されました.
そのうちの一つ,十三里(とみさと)駅に行ってきました.
現在は,十三里信号所となっております.

 石勝線は単線でありながら,特急や貨物が頻繁に通るため,信号所がいくつもあります.
十三里駅もその一つで,列車が待ち合わせのために停車することがあります.

 2010年に乗車した時には,千歳~南千歳間は空気輸送で,私たち以外の乗客はおらず,途中の追分で何人か乗車してきた程度でした.もちろんこの駅で,乗降する方はいませんでした.

 しかし,今回は,満員とはいかないまでも,乗客はそこそこ乗っていました.
しかも,十三里で降りた人は私を含め,4人もいました.大繁盛です.
恐るべし廃駅効果.


運賃表示器.みんなすかさず撮影.
運賃表示器
ホーム

駅の周辺には特に何もありません.唯一,特徴的な看板が目立つ小野農園が向かいにあります.

夕張わメロンの里:ダドー
北海道の「珍看板」の中でも,5本の指に入るのではないでしょうか(笑)

十三里駅バス停.
「中学校」行きとなっているバスが1日1本あります.これはスクールバスかな?
夕鉄バス「十三里駅前」


列車の本数は多いほう(だと思う)
時刻表
継電器室.
駅舎ではなく継電器室であるため,中に立ち入ることはできません.
跨線橋が待合室を兼ねています.

駅舎と見せかけ継電器室

 すぐそばを通る国道274号線を,徒歩で横断すると,轍が深いことがわかります.
トラックが頻繁に通っていることがうかがえます.手入れがされていないとは言っていません.

 今回のダイヤ改正で,有名な白滝カルテットが一気に白滝駅1つになってしまいました.
新幹線の繁栄の陰で,地方路線は衰退の一途をたどっています.
 しかも,一日散歩きっぷをはじめとする,様々な種類のお得な切符が,廃止or使用期間短縮されるなど,事実上の値上げが行われています.

ますます鉄道の利用者が減ってしまう気がするのは,私だけではないはず.

ではまた.

2016年2月18日木曜日

棚からスピーカユニット

今年初の更新です.

本日,朝早くから何気なく,大学の図書館に行ってみると,「除籍図書配布」 なるものが
開催されていました.
要は,昔の雑誌を学生や教職員に無料で配ってるようです.

普段よく読んでいる,カメラや車,オーディオの雑誌を見てみると・・・.


な,なんと,他の雑誌と比較して,明らかに分厚い2012年8月号の「stereo」がありました.
付録として,10cmのフルレンジスピーカが付いてるやつです.
図書館のおねいさんに,付録ももらえるのか訊いたら,全部もらえるとのこと.

というわけで,もらわない選択肢なんてあるわけないので,もらってきました.


ひと際分厚い「雑誌」

実は,最近ずっと10㎝のフルレンジが気になっていて,購入まで考えていたので,これは嬉しい.
「棚から牡丹餅」とはまさにこのこと.

scanspeak  10F/8422-03

この10F/8422-03はScanSpeak製です.
ScanSpeak製のユニットは,あまり日本国内で流通していないため,
目にする機会は少ないかもしれません.
一応,ユニット単体はコイズミ無線でも販売していますが,結構いい値段する製品が多いです.

マグネット部分には,おなじみ「stereo」のロゴと,「Made in Denmark」 の文字が入っており,
なかなかお洒落.ロットによっては,「Made in Denmark」が入っていないそうですが,これには
入っていました.
マグネット中央部には,ボビン内の空気抜きと思われる穴が開いています.
フレームはブラスチックですが,リブのようなもので補強されているので,乱暴に扱わない限り,
割れたりする心配はなさそうです(笑)


防磁型ではないので,マグネットは軽量で見た目もすっきりしています.
現在使用しているTangBandのW3-1319SAユニットとは大違い.

tangbandと背比べ

黒一色のシンプルなデザイン.エッヂは弾力性に富むゴム.
コーン材質は紙ですが,塗装のお蔭で,プラスチックに見えます.
ユニットは,3つのビスで固定するようになっています.

早速,正月に作ったバックロードに収めようとすると・・・
8㎝ユニットのためにあけた穴には入らず,10㎝のためにあけた穴に対してはガバガバ.

これ,測ってみると9cmです.10cm表記は若干盛ってるのでは? ^^;
フレームの直径は10㎝ですから,嘘ではないのかもしれませんが・・・.


 というわけで,バッフルの開口径を大きくしなくはいけません.
手持ちの工具で,穴を広げるのは時間がかかるため,手抜き.

バッフルと干渉するのは,フレームの出っ張りのところであるため,
フレーム部分に窪みをつけ,穴にはR(丸み)をつけることで,無事に入りました.

窪みとRで何とか対応・・・

Before

After
とりあえず音出し.最初の印象はいい感じですが,しばらく鳴らしてみないと何とも
言えませんね.