今年初の更新です.
本日,朝早くから何気なく,大学の図書館に行ってみると,「除籍図書配布」 なるものが
開催されていました.
要は,昔の雑誌を学生や教職員に無料で配ってるようです.
普段よく読んでいる,カメラや車,オーディオの雑誌を見てみると・・・.
な,なんと,他の雑誌と比較して,明らかに分厚い2012年8月号の「stereo」がありました.
付録として,10cmのフルレンジスピーカが付いてるやつです.
図書館のおねいさんに,付録ももらえるのか訊いたら,全部もらえるとのこと.
というわけで,もらわない選択肢なんてあるわけないので,もらってきました.
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ひと際分厚い「雑誌」 |
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実は,最近ずっと10㎝のフルレンジが気になっていて,購入まで考えていたので,これは嬉しい.
「棚から牡丹餅」とはまさにこのこと.
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scanspeak 10F/8422-03 |
この10F/8422-03はScanSpeak製です.
ScanSpeak製のユニットは,あまり日本国内で流通していないため,
目にする機会は少ないかもしれません.
一応,ユニット単体はコイズミ無線でも販売していますが,結構いい値段する製品が多いです.
マグネット部分には,おなじみ「stereo」のロゴと,「Made in Denmark」 の文字が入っており,
なかなかお洒落.ロットによっては,「Made in Denmark」が入っていないそうですが,これには
入っていました.
マグネット中央部には,ボビン内の空気抜きと思われる穴が開いています.
フレームはブラスチックですが,リブのようなもので補強されているので,乱暴に扱わない限り,
割れたりする心配はなさそうです(笑)
防磁型ではないので,マグネットは軽量で見た目もすっきりしています.
現在使用しているTangBandのW3-1319SAユニットとは大違い.
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面 |
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tangbandと背比べ |
黒一色のシンプルなデザイン.エッヂは弾力性に富むゴム.
コーン材質は紙ですが,塗装のお蔭で,プラスチックに見えます.
ユニットは,3つのビスで固定するようになっています.
早速,正月に作ったバックロードに収めようとすると・・・
8㎝ユニットのためにあけた穴には入らず,10㎝のためにあけた穴に対してはガバガバ.
これ,測ってみると9cmです.10cm表記は若干盛ってるのでは? ^^;
フレームの直径は10㎝ですから,嘘ではないのかもしれませんが・・・.
というわけで,バッフルの開口径を大きくしなくはいけません.
手持ちの工具で,穴を広げるのは時間がかかるため,手抜き.
バッフルと干渉するのは,フレームの出っ張りのところであるため,
フレーム部分に窪みをつけ,穴にはR(丸み)をつけることで,無事に入りました.
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窪みとRで何とか対応・・・ |
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Before |
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After |
とりあえず音出し.最初の印象はいい感じですが,しばらく鳴らしてみないと何とも
言えませんね.