さて今日は、約1年前に書いた記事「江差線の前に・・・」の続きを書きます。
1年前のことを今更書くのかよ、と言われそうですが、明日(12日)に江差線が廃線に
なるので、更新のタイミングとしてはバッチリです。(素晴らしい言い訳)
江差線に乗ったのは2013年の5月6日、GWの最終日です。
こちらが切符。
切符 |
到着した日は、函館観光ということで摩周丸の船内徘徊などをしていました。
2日目の朝に、特急 スーパ白鳥で函館から木古内まで行きました。
木古内駅は何度か来ているので、観光などはしないですぐに列車に乗り込みます。
新幹線の高架橋の建設が行われていました。今ではもう殆ど完成しているでしょう。
絶賛工事中 |
木古内で江差行きの普通列車に乗り換えます。
サボ |
管理人が行った時は既に廃線になると発表されていたので、一両編成の列車の座席は7割くらい埋まっていました。普段は殆ど乗っていないのでしょうか。
最終日の今日は、どれほど人が乗っているのか気になります。
禅燈寺(ぜんとうじ) |
木古内の次の駅、渡島鶴岡駅を通過するとすぐに禅燈寺の境内を通ります。
お寺の境内を列車が通過するという、全国でも珍しい風景が見られます。
写真は、車内から門を撮影したものです。
江差線で有名なところといえば天の川駅です。正確には駅ではなく、駅を模した駅風の建造物で
あるため、列車は止まりません。
駅名票だけでも撮ろうとチャレンジしたのですが・・・。
天の川駅名票!? |
たぶん、イベントの時以外はいたずら等を防ぐためにはずしてあるのだと思います。
見れなくてちょっと残念。。
曲がりくねる線路に揺られながら、江差駅に到着。
木古内駅から江差駅の間の駅で降りた人は、上ノ国駅で降りた3人組以外1人もいませんでした。
上ノ国駅降りた3人組も、折り返しの列車に乗ってきたので、明らかに(風貌的にも)旅行者です。
沿線の人がほとんど利用しないのでは、廃線になるのも当然です。
江差駅 |
駅名票 |
かつての改札 |
江差駅です。あいにくの雨。駅周辺には特にこれといった施設はありません。
帰りの列車が発車するまで、周辺を徘徊します。 改札を見ると、駅員さんが手で切符に穴をあけていた様子が目に浮かびます。一体いつから使われていないのか?
終着駅の証拠、車止め。
車止め |
江差駅前通り |
そんなどうでもいいことを考えながら徘徊を楽しみます。
最初で最後の江差線の旅、もう二度と見ることのできない情景を思い出すとなんだか
寂しくなります。
最後にスタンプと記念きっぷ。
記念きっぷ |
スタンプ |
北海道からまた1つ、鉄路が消える・・・。
ではまた。
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